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どうさつ
ふりがな文庫
“どうさつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
洞察
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洞察
(逆引き)
昔の絵かきは自然や人間の天然の姿を
洞察
(
どうさつ
)
することにおいて常人の水準以上に卓越することを理想としていたらしく見える。
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
後世の批評者達はベートーヴェンにはやや虚勢と見得があり、モーツァルトには、偽悪的な自暴な調子があることを
洞察
(
どうさつ
)
しなければならない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
侠者子路はまずこの点で
度胆
(
どぎも
)
を
抜
(
ぬ
)
かれた。
放蕩無頼
(
ほうとうぶらい
)
の生活にも経験があるのではないかと思われる位、あらゆる人間への
鋭
(
するど
)
い心理的
洞察
(
どうさつ
)
がある。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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