“どうぎょうににん”の漢字の書き方と例文
語句割合
同行二人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「知らない。——このくらいな絵は学校で習います。同行二人どうぎょうににん——あとは、あなた書いて下さいな。」
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
足をわぬ様に何うか五足こしらえて呉れえとか、すげの笠を買うて来て、法達ほうたつに頼んで同行二人どうぎょうににんと書いて呉れえとか、それから白の脚半きゃはんも拵え笈摺おいずるも拵えたから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もし彼らを失ったら、永きこの世の旅に、誰か堪え得るであろう。遍路へんろの杖には「同行二人どうぎょうににん」と記してあるが、工藝をかかる旅の同行といい得ないであろうか。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)