“とろろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
薯蕷汁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな比羅絵びらえを、のしかかって描いているのが、嬉しくて、面白くって、絵具を解きめた大摺鉢おおすりばちへ、鞠子まりこ宿しゅくじゃないけれど、薯蕷汁とろろとなって溶込むように……学校の帰途かえりにはその軒下へ
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
印度いんどうみけふもわたりて食卓しよくたく薯蕷汁とろろいひを人々たのしむ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)