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ともえなり
ふりがな文庫
“ともえなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
巴形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巴形
(逆引き)
ふっと眼を上げると、向うには鶴子が
櫓
(
やぐら
)
に
突伏
(
つっぷ
)
して好い気もちにスヤ/\寝て居る。炬燵の上には、猫が
咽
(
のど
)
も
鳴
(
な
)
らさず
巴形
(
ともえなり
)
に眠って居る。九時近い時計がカチ/\鳴る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
札幌
(
さっぽろ
)
行の列車は、函館の
雑沓
(
ざっとう
)
をあとにして、桔梗、
七飯
(
なないい
)
と次第に上って行く。皮をめくる様に頭が軽くなる。
臥牛山
(
がぎゅうざん
)
を
心
(
しん
)
にした
巴形
(
ともえなり
)
の函館が、
鳥瞰図
(
ちょうかんず
)
を
展
(
の
)
べた様に眼下に開ける。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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