“ともえがた”の漢字の書き方と例文
語句割合
巴形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかわり、牛が三頭、こうし一頭ひとつ連れて、雌雄めすおすの、どれもずずんとおおきく真黒なのが、前途ゆくての細道を巴形ともえがたふさいで、悠々と遊んでいた、渦が巻くようである。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そうして舞台を斜めに、巴形ともえがたの進路をとりつつ、渦巻のように中心まで一瞬間に迫って行く。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)