“とほやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
遠洋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原因は電線の発火にさふらひき。それよりのち二夜ふたよは満船らふの火の光に夜をてらし続けられさふらふ。くらがりの海をそとに漏りがたき弱き火をけて船の進みくさま、昔の遠洋とほやう航海のさまも思はれ申しさふらひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)