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とちない
ふりがな文庫
“とちない”の漢字の書き方と例文
語句
割合
栃内
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栃内
(逆引き)
*
栃内
(
とちない
)
村
和野
(
わの
)
の佐々木嘉兵衛といふ人は今も七十余にて生存せり。この翁若かりし頃猟をして山奥に入りしに、はるかなる岩の上に美しき女一人ありて、長き黒髪を
梳
(
くしけづ
)
りてゐたり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
七二
栃内
(
とちない
)
村の字
琴畑
(
ことばた
)
は深山の沢にあり。家の数は五軒ばかり、
小烏瀬
(
こがらせ
)
川の支流の
水上
(
みなかみ
)
なり。これより栃内の民居まで二里を
隔
(
へだ
)
つ。琴畑の入口に塚あり。塚の上には木の
座像
(
ざぞう
)
あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
栃内
(
とちない
)
村
和野
(
わの
)
の佐々木
嘉兵衛
(
かへえ
)
という人は今も七十余にて生存せり。この
翁
(
おきな
)
若かりしころ猟をして山奥に入りしに、
遥
(
はる
)
かなる岩の上に美しき女一人ありて、長き黒髪を
梳
(
くしけず
)
りていたり。顔の色きわめて白し。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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