“としひで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俊秀50.0%
年英33.3%
利秀16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まった、中院ノ雑掌ざっしょう俊秀としひでですが、ご不在かの」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
永洗えいせん系統の井川洗厓いかわせんがいが、十年一日の如く、万人向きの美人を描いて、あきもあかれもせぬところは、これまた一つの力であり、年英としひで門下の英朋は、美人を描くことにおいては
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「長頼は、先鋒せんぽうに立て。利秀としひで内膳ないぜんは第二隊に。第三隊には、利益とします光之みつゆき与三郎よさぶろうなどをもって組み、第四隊は、利長としながの手勢にまかすぞ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ときに、前田方の加賀一円の配置を展望すると、長子の利長としなが松任城まっとうじょうに。前田秀継まえだひでつぐとその子利秀としひでとは津幡城つばたじょうに。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)