“とくじらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徳次郎50.0%
篤次郎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へい/\。主「足がよごれてるな……これ/\徳次郎とくじらう/\。徳「はい。主「此処こゝての、此乞食このこじきの足を洗つてれ。徳「乞食こじきあしイ……ンー/\/\。 ...
私は既に大学を出て、父のもとにゐて、弟篤次郎とくじらうがまだ大学にゐた時の事である。私は篤次郎に、「どうだ、学生仲間にえらい人があるか」と云つた。弟はすぐに二人の同級生の名を挙げた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)