“ときむね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
時致50.0%
時宗50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その夜のうちにうちつれて出発、北条時政を訪ねて元服の式を終り、ここに箱王は五郎時致ときむねとなった。
曽我の暴れん坊 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
腕からすべって羽織の裾に取りつき、錣引しころびきが草摺引くさずりびきになったけれども、このたびの朝比奈もまた、あまりに意気地のない朝比奈で、五郎時致ときむねは、またあんまりふざけ過ぎた五郎時致でありました。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
国に国難がおこれば、元寇げんこうの折の時宗ときむね世人せじんの胸によみがえって来よう。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蒙古のつかい斬りし時宗ときむね
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)