“とうごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
東郷60.0%
偸劫20.0%
当郷20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ビスマルクや、ヒンデンブルグや、伊藤博文や、東郷とうごう大将やの人人が、おそらくはまた死の床で、静かに過去を懐想しながら、自分の心に向つて言つたであらう。
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
その時の聖王に子千人と四大宝蔵あって中に珍宝満つ。衆人これを見て貪著とんじゃくせず、釈迦仏の時昔の衆生この宝のためにあい偸劫とうごうして罪を造ったと各あきれる。
小県郡当郷とうごう村の鎮守は、初めて京都からお入りの時に、胡瓜きゅうりの蔓に引っ掛ってころんで、胡麻ごまの茎で目をお突きなされたということで、全村今に胡麻を栽培しません。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)