“てんもくだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
天目台100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けばけばしく真赤まっか禅入ぜんにゅうを、木兎引ずくひきの木兎、で三寸ばかりの天目台てんもくだい、すくすくとある上へ、大は小児こども握拳にぎりこぶし、小さいのは団栗どんぐりぐらいな処まで、ずらりと乗せたのを、その俯目ふしめに、トねらいながら
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
田丸主水正たまるもんどのしょうは、主君対馬守のお代理という格式で、突き袖をせんばかり、そっくりかえってその部屋へはいっていくと、竹田は、前に出ていた天目台てんもくだいをちょっと横へそらして、両肘を角立てて
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)