“てんこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天昏33.3%
天根33.3%
天渾33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天昏てんこん地昏ちこんにさはなる
秋の一夕 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
額に巠骨けいこつなく、眼に守睛しゅせいなく、鼻に梁柱りょうちゅうなく、また、脚に天根てんこんなく、腹に三じんなし。もし私が官吏になったら身を敗るのみです。かず、泰山にあって、鬼をすべし。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もと南陽の一耕夫、身のほどを知らず、天渾てんこんの数をわきまえず、みだりにいくさいだして、わが平和の民を苦しむることの何ぞ屡〻しばしばなるや。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)