“てまちん”の漢字の書き方と例文
語句割合
手間賃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もし、このおかねで、パンをって、このなかへいれてくださればしあわせです。そして、あなたの手間賃てまちんもおきください。」と、いてありました。
夏とおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、米は高くなったからといって、日常のものが、それにれて高くなるということはなく、やっぱり、百で六杯のそばは以前通り、職人の手間賃てまちんも元通りである。
「いや、そう思うだけのことで、やっていることは普通の工事なんだ。ただ行くときと、帰るときに、目隠しをされるというだけのことさ。手間賃てまちんは一日七円だ。普通の倍だぜ」
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)