“ていぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定義50.0%
提議50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「つまり、金属Qは、相当のかたさを持っているが、すがたは見えにくいものである。このように定義ていぎすることができます。このことを裏書するものは、つぎの警部と田口巡査の負傷です」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と団さんの英雄の定義ていぎは頗る簡単のようだ。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
電燈会社は、此杉林を横断おうだんして更に電線を引きたがって居るが、松友の財産家が一万円出すと云う会社の提議ていぎねつけて応ぜぬので、手古摺てこずって居るそうである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
近来おおいに進歩して、細君はこの提議ていぎをしたのである。ところが
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)