“つるぎたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツルギタチ
語句割合
剣刀50.0%
剣大刀25.0%
剣太刀25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剣刀つるぎたちいよよぐべしいにしへさやけくひてにしそのぞ 〔巻二十・四四六七〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
剣大刀つるぎたちいよよぐべし」や、「丈夫ますらをは名をし立つべし」の方が、同じく発奮でも内省的なところがあり、従って慈味がたたえられている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この一首は、剣太刀つるぎたちをばいよいよますますはげげ、既に神の御代から、さやかに武勲の名望を背負い立って来たその家柄であるぞ、というので、「さやけく」は清く明かにの意である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)