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つりみ
ふりがな文庫
“つりみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釣身
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣身
(逆引き)
……
扱帯
(
しごき
)
を
繋
(
つな
)
いで、それに
縋
(
すが
)
って、
道成寺
(
どうじょうじ
)
のつくりもののように、ふらふらと幽霊だちに、
爪立
(
つまだ
)
った
釣身
(
つりみ
)
になって覗いたのだそうです。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
濡色の
鯛
(
たい
)
を一枚、しるし
半纏
(
ばんてん
)
という処を、めくら
縞
(
じま
)
の
筒袖
(
つつッぽ
)
を両方大肌脱ぎ、毛だらけの胸へ、
釣身
(
つりみ
)
に取って、尾を空に、
向顱巻
(
むこうはちまき
)
の結びめと一所に、ゆらゆらと
刎
(
は
)
ねさせながら
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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