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つかみどり
ふりがな文庫
“つかみどり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掴取
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掴取
(逆引き)
塵埃
(
ほこり
)
が
煽
(
た
)
つによ。お
前様方
(
まえさんがた
)
は美くしい手で恐しい
掴取
(
つかみどり
)
をしなさるね。今のあの男は二円八十銭の買物をして、五円渡して
去
(
い
)
ったじゃないか、そこで
私
(
あっし
)
の買物が二円さ、
可
(
よ
)
しかえ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それを又た聞伝えて、
掴取
(
つかみどり
)
のないと思った世の中に、これはうまい話と、親子連で
瞽者
(
ごぜ
)
の
真似
(
まね
)
、かみさんが「片輪でござい」裏長屋に住む人までが慾には恥も外聞も忘れて来ました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つかみどり(掴取)の例文をもっと
(2作品)
見る
“つかみどり”の意味
《名詞》
手で(無造作に)掴んで取る。
手当たり次第に取る。
ぼろ儲けする。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
つかみと