“つうれつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
痛烈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(しかし、今夜は破裂しそうだ。是非ぜひ話したいことがあるからといって、おれを呼びつけた。二人をならべておいて、痛烈つうれつにやっつけるつもりかも知れない)
月と手袋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その時、道江の顔にうかんだ変な笑い、それは自分に対する痛烈つうれつ軽侮けいぶの表現ではなかったのか。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
折る者がなかったしかるに天は痛烈つうれつな試練をくだして生死の巌頭がんとう彷徨ほうこうせしめ増上慢ぞうじょうまんを打ちくだいた。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)