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ちょうづら
ふりがな文庫
“ちょうづら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
帳面
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帳面
(逆引き)
八千円ばかりの金高から百円を
帳面
(
ちょうづら
)
で
胡魔化
(
ごまか
)
すことは、たとい自分に為し得ても、直ぐ
後
(
あと
)
で
発覚
(
ばれ
)
る。又自分にはさる不正なことは思ってみるだけでも身が
戦
(
ふる
)
えるようだ。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
そりゃ今までの
帳面
(
ちょうづら
)
が、どうもきれいごとにいかんというのは、俺が悪いと言えば、悪いさ。しかしなあ
兼公
(
かねこう
)
、人間には見こみはずれということもあるでな。そこらのところを
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
帳面
(
ちょうづら
)
で見ると、
高値
(
たか
)
い仕出しの料理や、贅沢な重箱物が、船宿や、妾宅や、ばくち場や、およそ享楽的な集合所へ、どんどん出ている。何が不景気で、どこが
戦
(
いくさ
)
だか、数字は、反対を示している。
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちょうづら(帳面)の例文をもっと
(3作品)
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ちやうめん
ちょうめん
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