“ちゃじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶事100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貞子夫人の姉たき子は紳商益田孝ますだたかし男爵の側室である。益田氏と山県氏とは単に茶事ちゃじばかりの朋友ともではない。その関係を知っているものは、彼女たち姉妹のことを、もちつもたれつの仲であるといった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
東山殿が茶事ちゃじ数寄すきとなえられてから、その余風が、いつか民間にも移っていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見事なお手前は決して茶事ちゃじのみではありませぬ。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)