“ちゃくふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
着服60.0%
着覆20.0%
著腹20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとになって帳簿を調べてみると、彼は修繕の銭百万の半分以上を着服ちゃくふくしていることが判りました。
彼女のしどろもどろの悪罵あくばの言葉の中からも、わたくしが汚い着物の下に美衣を着覆ちゃくふくしているのをこの女は嗅ぎ付け、それによって嫉妬のむらを一層高めているのを知りました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
インドの聖人若い時神像に供えた物を遠慮なく鼠が著腹ちゃくふくするを見て、万能といわるる神が鼠を制し得ざるに疑いをいだき、ついに一派の宗旨を立てたとあった。