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ちなまぐ
ふりがな文庫
“ちなまぐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
血腥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血腥
(逆引き)
あたりの
凄寥
(
せいりょう
)
とした夜気が、
血腥
(
ちなまぐ
)
さくドロドロと
澱
(
よど
)
んだ。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
江戸の眞中に田圃のあつた時代、この邊一帶を大根畠と言つた頃の三組町には、隨分藪も草原もあり、夜分は
血腥
(
ちなまぐ
)
さい事があつても不思議のない場所でした。
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あたりの大地、あたりの草、すべてが朱く泥んこになって、吐き気を催すような
血腥
(
ちなまぐ
)
さいものが
漲
(
みなぎ
)
ると、それまで支えていた牢人たちも、とうとう
恃
(
たの
)
む助勢を待ちきれなくなって
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちなまぐ(血腥)の例文をもっと
(7作品)
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