“ちだつ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チダツ
語句割合
褫奪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川島は満洲朝の滅亡と共に雄図蹉跎さたし、近くは直隷軍の惨敗の結果が宣統帝の尊号褫奪ちだつ宮城明渡しとなって、時事日に非なりの感に堪えないで腕をやくしているだろうが
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
やがてそれは元参議江藤新平らの位階褫奪ちだつとなり、百三十六人の処刑ともなって、やみの空を貫く光のように消えて行ったが、この内争の影響がどこまで及んで行くとも測り知られなかった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
麻雀段位を褫奪ちだつされ、揚句あげくはて
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)