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だきと
ふりがな文庫
“だきと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
抱取
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抱取
(逆引き)
沢は
恐入
(
おそれい
)
らずには居られなかつた。
鳶
(
とび
)
の
羽
(
はね
)
には
託
(
ことづ
)
けても、此の人の両袖に、——
恁
(
か
)
く、なよなよと、
抱取
(
だきと
)
らるべき革鞄ではなかつたから。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「これこれ、
復
(
ま
)
たそんな
意地汚
(
いじきた
)
なをする」と静かに膝へ
抱取
(
だきと
)
って
掌上
(
てのひら
)
へ菓子を取って喰わせながら
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
いま、これを処置するのに、人の妻であろうと、妾であろうと、娘であろうと、私は
抱取
(
だきと
)
らなければなりません。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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