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だいしょうみょう
ふりがな文庫
“だいしょうみょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大小名
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大小名
(逆引き)
この秋に、京は
紫野
(
むらさきの
)
の
大徳寺
(
だいとくじ
)
で、
故右大臣信長
(
こうだいじんのぶなが
)
の、さかんな
葬儀
(
そうぎ
)
がいとなまれたので、諸国の
大小名
(
だいしょうみょう
)
は、ぞくぞくと京都にのぼっていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何しろ江戸一の大祭なので、当日は往来を止めて
猥
(
みだ
)
りに通行を許さず、
傍小路
(
わきこうじ
)
には
矢来
(
やらい
)
を結い、辻々には、
大小名
(
だいしょうみょう
)
が
長柄
(
ながえ
)
や槍を出して厳重に警固する。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
東海道や船路のほうは、ためにほとんど、官用の輸送や、建築用材の運搬や
大小名
(
だいしょうみょう
)
の往来でいっぱいで、こういう女郎衆の行列などは不便をしのんで、中山道や甲州筋を選ぶほかなかった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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