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だいこくばしら
ふりがな文庫
“だいこくばしら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大黒柱
85.7%
大極柱
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大黒柱
(逆引き)
囲炉裏の間ともとは台所であったらしい部屋とのあいだには大きな柱が立っていて、
大黒柱
(
だいこくばしら
)
と向い合いになっている。その柱をこの辺で、うし柱といっている。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
見ると、夫は何か
独語
(
ひとりごと
)
を言いながら、黒光りのする
大黒柱
(
だいこくばしら
)
の前を
往
(
い
)
ったり来たりしていた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
だいこくばしら(大黒柱)の例文をもっと
(6作品)
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大極柱
(逆引き)
ともあれ、大老は徳川世襲伝来の精神をささえていた
大極柱
(
だいこくばしら
)
の倒れるように倒れて行った。この
報知
(
しらせ
)
を聞く
彦根
(
ひこね
)
藩士の憤激、続いて起こって来そうな彦根と水戸両藩の
葛藤
(
かっとう
)
は寛斎にも想像された。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼は古い大きな住宅の持ち主で、二十畳からある広間を奥の方へ通り抜け、人
一人
(
ひとり
)
隠れられるほどの太い
大極柱
(
だいこくばしら
)
のわきを回って、十五畳、十畳と二
部屋
(
へや
)
続いた奥座敷のなかをあちこちと静かに歩いた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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