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たにかぜ
ふりがな文庫
“たにかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渓風
50.0%
谷風
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渓風
(逆引き)
莚の上に坐らせられた男は汚れた破れた着物を着て顔には髭が延びて
頭髪
(
かみのけ
)
の長い痩せた男だ。悪者は強盗であって、捕われた男は
何
(
な
)
んでも猟師か何かであるらしい。山奥で吹く
渓風
(
たにかぜ
)
が身に浸みる。
捕われ人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たにかぜ(渓風)の例文をもっと
(1作品)
見る
谷風
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は、
谷風
(
たにかぜ
)
に、むべのつるが、
空
(
むな
)
しく
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
を
握
(
にぎ
)
ったまま
夕空
(
ゆうぞら
)
になびいている
姿
(
すがた
)
をながめながら、どうか、このつぎの
春
(
はる
)
までに、むべも、かえでも、もっと
太
(
ふと
)
く、
強
(
つよ
)
くなるようにといって
谷間のしじゅうから
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たにかぜ(谷風)の例文をもっと
(1作品)
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“たにかぜ”の意味
《名詞》
たにかぜ【谷風】
昼間に山腹の空気が暖められ谷底から山頂に向かって吹く風。
(出典:Wiktionary)