トップ
>
たつぞう
ふりがな文庫
“たつぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
辰蔵
75.0%
辰造
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辰蔵
(逆引き)
三千両の小判は三つの千両箱に詰められ、主人治兵衛の手で封印を施し、番頭の
源助
(
げんすけ
)
と
鳶頭
(
かしら
)
の
辰蔵
(
たつぞう
)
が宰領で、手代りの人足ども総勢六人、柳橋に掛ったのはちょうど昼時分でした。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
政吉
(
まさきち
)
、
辰蔵
(
たつぞう
)
、
亀
(
かめ
)
八、
分太
(
ぶんた
)
、
梅吉
(
うめきち
)
、
幸兵衛
(
こうべえ
)
。——」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
たつぞう(辰蔵)の例文をもっと
(6作品)
見る
辰造
(逆引き)
老主人の秋森
辰造
(
たつぞう
)
は、動くことの出来ない病気で訊問に応じ兼ねると申しでた。そしてその病気については差配人や女中の証言が出たので、司法主任は二人の息子を呼び出した。
石塀幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
近所の者には気づかれずに済んだが、
辰造
(
たつぞう
)
は勘のいいやつで、そのうえ道楽者だから女には眼が肥えていたようだが、或るとき
普請場
(
ふしんば
)
でずけりと云やあがった。ひるの弁当のあとだ。
おさん
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
たつぞう(辰造)の例文をもっと
(2作品)
見る