“たつぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辰蔵75.0%
辰造25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三千両の小判は三つの千両箱に詰められ、主人治兵衛の手で封印を施し、番頭の源助げんすけ鳶頭かしら辰蔵たつぞうが宰領で、手代りの人足ども総勢六人、柳橋に掛ったのはちょうど昼時分でした。
政吉まさきち辰蔵たつぞうかめ八、分太ぶんた梅吉うめきち幸兵衛こうべえ。——」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
老主人の秋森辰造たつぞうは、動くことの出来ない病気で訊問に応じ兼ねると申しでた。そしてその病気については差配人や女中の証言が出たので、司法主任は二人の息子を呼び出した。
石塀幽霊 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
近所の者には気づかれずに済んだが、辰造たつぞうは勘のいいやつで、そのうえ道楽者だから女には眼が肥えていたようだが、或るとき普請場ふしんばでずけりと云やあがった。ひるの弁当のあとだ。
おさん (新字新仮名) / 山本周五郎(著)