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たかいびき
ふりがな文庫
“たかいびき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
高鼾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高鼾
(逆引き)
「へエ——、昨夜此處に居たのは、私と、この吉三郎だけで——、朝から飮み續けて、日の暮れる頃はもう
高鼾
(
たかいびき
)
でした、何にも存じませんよ」
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それとは反対に、宅助は、
冷酒
(
ひや
)
を
酌
(
く
)
んで、五、六杯も盗み飲みをした揚句、いつか、裏土間の
藁
(
わら
)
の上へ、
高鼾
(
たかいびき
)
をかいて居眠ってしまった様子。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀之助は直にもう
高鼾
(
たかいびき
)
。どんなに丑松は傍に枕を並べて居る友達の寝顔を
熟視
(
みまも
)
つて、その
平穏
(
おだやか
)
な、
安静
(
しづか
)
な
睡眠
(
ねむり
)
を羨んだらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
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