“たいげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大戟50.0%
退撃50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうした祭壇の下にはまた、旌旗せいき宝蓋ほうがい大戟たいげき、長槍、白旄はくぼう黄鉞こうえつ朱旛しゅはんなどを持った兵士二十四人が、魔を寄せつけじと護衛に立つなど——何にしてもこれは途方もない大形おおぎょうな行事であった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それでも、役には立ちますので御座いますよ……。今日も午前に万寿山まんじゆやまで、あそこの乞食をこれが退撃たいげきして呉れましてね。大変に助かりました——」
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)