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おおほこ
ふりがな文庫
“おおほこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大矛
71.4%
大戟
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大矛
(逆引き)
しかし、一丈八尺の
大矛
(
おおほこ
)
は、すぐ馬岱の剣をたたき落してしまった。馬岱が恐れて逃げかけると
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「せっかく生捕りにした汝らふたりを、むざむざ帰してたまるものか。兄貴の玄徳が放してもおれは放さん。通れるものなら通ってみろ」と、例の丈八の
大矛
(
おおほこ
)
をつきつけて云った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おおほこ(大矛)の例文をもっと
(5作品)
見る
大戟
(逆引き)
もちろん呂布の前には、たちまち、十騎二十騎と立ちふさがったが、彼の
大戟
(
おおほこ
)
が呼ぶ血風の虹をいよいよ壮絶にするばかりだった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「心得たり」と、聞えたと思うと、彼は
画桿
(
がかん
)
の
大戟
(
おおほこ
)
をふりかぶって、董卓の眼前に躍り立ち、「勅命によって逆賊董卓を討つ」と、
喚
(
おめ
)
くや否、真っ向から斬り下げた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呂布は
颯
(
さ
)
ッと満面の髯も髪もさかだてて、
画桿
(
がかん
)
の
大戟
(
おおほこ
)
をふりかぶるやいな
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何ぞ計らん、従者の松明に囲まれて
戛々
(
かつかつ
)
と歩いて来たのは、敵将の呂布であった。例の凄まじい
大戟
(
おおほこ
)
を横たえ、左に
赤兎馬
(
せきとば
)
の手綱を持って悠然と来る姿が、はっと、曹操の眸に大きく映った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おおほこ(大戟)の例文をもっと
(2作品)
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