“ぞうふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
増幅50.0%
蔵幅25.0%
雑服25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
受信した脳波は増幅ぞうふくして別の人間の脳髄の中に入れる。するとはじめの人間が考えていることが、第二の人間の脳髄に反映して分かるのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
画のうちでは彩色さいしきを使った南画なんがが一番面白かった。惜しい事に余の家の蔵幅ぞうふくにはその南画が少なかった。子供の事だから画の巧拙こうせつなどは無論分ろうはずはなかった。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
妖韻よういんのこもったかねがゴーンと鳴りわたると、よろいを着た者、雑服ぞうふくの者、陸続りくぞくとして軍議室にはいってくる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)