“ぞうお”の漢字の書き方と例文
語句割合
憎悪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして腹の底からの軽蔑けいべつ憎悪ぞうおとをもって伯父をにらみつけながら「帰ろうよ! 帰ろうよ!」と火のごとく叫んできかなかった。
自分は常にどんな時にも、自己弁護や排他のために考えるのでなく、真理の公明正大を愛するために、邪説や詭弁きべん憎悪ぞうおするのだ。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
彼は激昂げっこうのあまり、彼らの憎悪ぞうお心をなお誇張して考えていた。それらの凡庸ぼんような奴らがいだき得ない本気さをも、彼はそこに想像していた。