“そしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘇秦25.0%
祖心25.0%
蘇晋25.0%
鼠臣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「敢て訊くが、其許は蘇秦そしん張儀ちょうぎ詭弁きべんを学んで、三寸不爛ふらんの舌をふるい、この国へ遊説しにやってきたのか。それが目的であるか」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆえに今、古の蘇秦そしん、張儀のような者が来て、いかに懸河けんがの弁をふるってこの周瑜を説かんとしても、この心は金鉄のようなものさ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
済松寺さいしょうじ祖心そしんあまの若かりしむかしつけたるかねの声々こえごえ
李適之りてきし汝陽じょよう崔宗之さいそうし蘇晋そしん張旭ちょうぎょく賀知章がちしょう焦遂しょうすい、それが杜甫と李白とを入れ、八人の団体が出来上ってしまった。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「黄巾の賊はなお討つに易し。廟堂の鼠臣そしんはついにうも難し——か」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)