“そおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楚王80.0%
蘇澳20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし淳于髠じゅんうこん斉王せいおうの命をうけて、楚国に使いし、その途中、楚王そおうに贈る鵞鳥がちょうを焼いて食べてしまいながら、空籠を奉じて楚王にまみえ、詭弁きべんをふるってかえって王をよろこばせ
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帳裡ちょうりしょくは、ほの暗く、楚王そおう虞氏ぐしの恨みもしのばれた。時鳥ほととぎすは明け近きを告げていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
花蓮港というのは東海岸にあり、東海岸は切り立った断崖になっている関係上、その頃まだ道路が通じてなく、蘇澳そおうから船便による他はなかった。
腹のへった話 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)