“そうもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
草莽91.7%
草莾8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだ乙夜いつやの覧を経るという。一介の草莽そうもう、区々たる姓名にして、聖天子の垂知を蒙るは、何の栄かこれに加えん。児の死する、何ぞおそきや。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
不思議の勢力を揮っている巨然たる草莽そうもう怪傑かいけつなのであったが、この怪傑の群にはいった数馬の運命はどうなるであろう。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうすると、古代エジプトの中世期、バビロン、中国の草莾そうもう時代という年代が、第一頁になり、それから現代までの世界の変遷を盛り込むというのが穏当である。まず四千年というところであろう。
映画『人類の歴史』 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
盤旋ばんせんす 草莾そうもうあいだ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)