“そうそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蝋燭50.0%
相即25.0%
総束25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御祭がの十二時を相図あいずに、世の中の寐鎮ねしずまる頃を見計って始る。参詣人さんけいにんが長い廊下を廻って本堂へ帰って来ると、何時の間にか幾千本の蝋燭そうそくが一度に点いている。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
工藝においては用美相即そうそくなのです。用を離れて美はないのです。これは工藝における根本的約束なのです。この法規を乱すものは美をも乱すと云っていいのです。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
過去を総束そうそくするものである。経験の歴史を簡略にするものである。与えられたる事実の輪廓である。型である。
イズムの功過 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)