“ぜんざいどうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
善財童子66.7%
善哉童子33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
解脱げだつぶつの坂 というのでその解脱〔仏〕母の坂を登って行くと右側にノルサン(善財童子ぜんざいどうじの住んで居る峰という意味)
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そういうものを扱ったのを仏教で聴きますのは「善財童子ぜんざいどうじ」というものが華厳経けごんきょうに出てくる。
生活と一枚の宗教 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
それから三町ばかりその坂を降って参りますと大きな池がある。その池はすっかり氷で張り詰められて居る。その池について一つの神話的面白い話がある。それは昔善財童子ぜんざいどうじがこの池で手を洗われた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
右にこのくつわを取って、ちょっと振向いて、菩薩ぼさつにものを言いそうなのが優闐玉ゆうてんぎょく、左に一匣いっこうを捧げたのは善哉童子ぜんざいどうじ
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)