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ぜにさし
ふりがな文庫
“ぜにさし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銭差
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銭差
(逆引き)
徳は孤ならず必ず隣あり、と読み上げ、下男の九助は、破れた
菰
(
こも
)
をほどいて
銭差
(
ぜにさし
)
を
綯
(
な
)
えば、下女のお竹は、いまのうちに朝のおみおつけの実でも、と重い
尻
(
しり
)
をよいしょとあげ
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
本馬
(
ほんま
)
一
駄
(
だ
)
二十貫目、
軽尻
(
からじり
)
五貫目、
駄荷
(
だに
)
四十貫目、人足一人持ち五貫目と規定され、ただし
銭差
(
ぜにさし
)
、
合羽
(
かっぱ
)
、
提灯
(
ちょうちん
)
、
笠袋
(
かさぶくろ
)
、
下駄袋
(
げたぶくろ
)
の
類
(
たぐい
)
は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の
小付
(
こづけ
)
とすることを許されていた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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