“ぜってん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絶巓95.0%
絶顛5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年(大正四年七月十八日)に平ヶ岳の絶巓ぜってんに立って鶴ヶ岳を望見することが出来た、以下その紀行を兼ねた案内記を書くことにする。
平ヶ岳登攀記 (新字新仮名) / 高頭仁兵衛(著)
山上の日は静かに暮れて、私達はまだ黙々として、彼の絶巓ぜってんをながめているうちに、小屋の窓をもれて、赤い灯が積雪の上を照らし初めた。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
そこは、御岳みたけ神殿しんでんから、まだ二はんもある深山みやま絶顛ぜってんに近いところ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)