“ぜいにく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
贅肉95.7%
税肉4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武道で鍛えあげた彼の体は、脂肪あぶら贅肉ぜいにくも取れて、痩せすぎるほどに痩せていた。それでいて硬くはなく、しないそうなほどにも軟らかく見えた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
外科医がメスで贅肉ぜいにくぎ取るように、全く鼻らしいものゝ痕跡も止めぬまでに、綺麗きれいに根元から切り落したからである。
ところが此駅ここに泊り合せて居る人で税肉ぜいにくをラサ政府へ納めに行く者がございますので、その人らに頼んで明日は出掛けることになりました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)