“せふれふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
渉猟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は家を弟に継がせ、自らは国学の復古を以て任とし、国史、律令、古文、古歌および諸家の記伝に至るまで渉猟せふれふした。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
聡敏そうびん人にすぐれ、早く叡山に上り、慈覚大師に就いて顕密の二教を学びてその秘奥ひあうを極む、又、花山の辺昭に就いて胎蔵法を受く、ひろく経論に渉猟せふれふし、百家に馳聘ちへいして、その述作する所、大教を補弼ほひつ