“せどうか”の漢字の書き方と例文
カタカナ:セドウカ
語句割合
旋頭歌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが一方、古く、片哥と旋頭歌せどうかを標準の形とした歌垣の唱和が、一変して短歌を尊ぶ様になって、ここに短歌は様式が定まったのである。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
此処に、柿本人麿歌集に出づという旋頭歌せどうかが二十三首あるが、その一首だけ抜いて見た。旋頭歌は万葉にも数が少く、人麿でも人麿作と明かにその名の見えているのは一首も無い。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なかには旋頭歌せどうかが、まだ片歌かたうた一組ひとくみであつたとき姿すがたを、のこしてゐるものすらあります。やはり萬葉集まんにようしゆう
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)