“せっしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪舟61.8%
摂州29.4%
雪洲5.9%
雲舟2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非常に美しいくせに、非常にダイナミックで、ちょうど雪舟せっしゅうが老境に入って書いた画が、驚くほど気魄に漲っていたのと、全く同一である。
摂州せっしゅう有馬の鳥地獄や、同じく川辺郡昆陽池の片目魚のごときは、むかしは迷信をもって説明したけれども、今日は格別これを怪しむものがないようになった。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
西園寺公や雨宮暁あまみやぎょうなどとは時代がちがうが、欧羅巴で一世の豪遊をした大通だいつうの一人で、モンマルトルやモンテ・カルロの老人たちは、雪洲せっしゅうの名は知らなくとも、鹿島の名は記憶していて
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
珠光しゅこう一休いっきゅう雲舟せっしゅうもそうした「闇の世代」の人々ではあった。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)