“せうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小門50.0%
蕉門50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仙吉はかうして午前五時、S監獄の小門せうもんから出た。癪なので振りかへらずに歩いて行つた。畠と畠との間の白い道がステーションまで続いてゐる。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
蕉門せうもん龍象りゆうざうの多いことは言ふを待たない。しかし誰が最も的的てきてき芭蕉ばせを衣鉢いはつを伝へたかと言へば恐らくは内藤丈艸ないとうぢやうさうであらう。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)