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ずだ
ふりがな文庫
“ずだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
頭陀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭陀
(逆引き)
大抵廻国の
頭陀
(
ずだ
)
か、浮浪民かで、いわゆる一処不住の旅芸人、或いは渡り職人、旅商人とか、乞食法師とかの類であったが、かかる類の者は、
善根宿
(
ぜんごんやど
)
として修行者を宿泊せしめる場合のほかは
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
ポクポク、ポクポク、
頭陀
(
ずだ
)
の影は
塀
(
へい
)
の角で、しきりとまだ木魚を叩いてるばかり。「——おや、頭陀のやつ。どうしたんだろ、いつになく?」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麻の
法衣
(
ころも
)
に鼠の
頭陀
(
ずだ
)
で
行脚
(
あんぎゃ
)
の支度を取揃えまして、唯今山を
下
(
くだ
)
りまする、その改心の様子を御覧に供えましたら石井氏は
嘸
(
さぞ
)
かしお悦びであろうと其れのみ申して居りまする
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ずだ(頭陀)の例文をもっと
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