“ずじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
頭上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立ち尽していると頭上ずじょうで御祈祷鳥が鳴く、御岳山の御祈祷鳥は高野こうやの奥に鳴くという仏法僧。
ところが、玉太郎たちは、にわかにこの恐竜どもの姿を、頭上ずじょうあおぐようなことになった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
文明の趨勢と教化の均霑きんてんとよりきたる集合団体の努力を無視して、全部に与うべきはずの報酬を、いて個人の頭上ずじょうに落さんとするは、殆んど悪意ある取捨しゅしゃと一般の行為だからである。
文芸委員は何をするか (新字新仮名) / 夏目漱石(著)