“すちょうにん”の漢字の書き方と例文
語句割合
素町人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大高源吾ともあろう武士さむらい素町人すちょうにんの馬子に酒代さかてと詫証文を取られたのですから、骨身に沁みて口惜しかったでしょうよ。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
昨今此の辺に大分だいぶ押込が這入ったり追剥が出たりして、土地ところの者が一方ならぬ迷惑致すを、貴殿等の御所業とは知らんで有ったが実に驚いた大悪無道だいあくぶどうわたくし素町人すちょうにんの身の上
さむらいは両刀を腰に横たえて、天下の良民たる町人・百姓等を低く眼下に見下ろし、素町人すちょうにん土百姓どびゃくしょうと軽蔑して、場合によっては斬捨御免きりすてごめんという程の権力をも有したものであった。