“すぎもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杉森50.0%
杉杜33.3%
椙森16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻沢の杉森すぎもりのあなたを、葬式が通ると見えて、「南無阿弥陀ァ仏、南無阿弥陀ァ仏」単調な念仏ねんぶつが泣く様に響いて来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
巡礼乙女じゅんれいおとめのおつる石童丸いしどうまるのように、親を尋ねて漂泊さまよう少年少女が、村から村へと越える杉杜すぎもりの中の、それも鬱蒼うっそうと茂った森林の中の、そして岸にはあしが五六本ひょろひょろと生えていて
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
冬渓ふゆだににこもる椙森すぎもり夕日さしかかるしづみの雪を待つなり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)